
元祖海物語
SEASTORY
特徴
海物語の特徴は次の通りです。
海物語シリーズの原点
『海物語』は海物語シリーズの原点とされており、1999年に「CR海物語3R」としてパチンコホールに導入されました。このシリーズは、1995年発表の「ギンギラパラダイス」のゲーム性を継承しています。「ギンギラパラダイス」の人気を受けて、デジパチとしてリメイクされたのが「CR海物語」です。
55万台を超える販売台数
1999年から2001年にかけていくつかのバージョンが発売され、3Rシリーズだけで累計55.6万台の販売台数を記録しています。
確率変動のリミット規制
「CR海物語」が発売された当初、CR機における確率変動のリミットが80ラウンドまでという規制が存在していました。しかし、後のモデルではこのリミットが撤廃され、更なる人気を集めることとなりました。
プレミアムキャラクター「サム」の登場

海物語シリーズのプレミアムキャラクターとして「サム」が初めて搭載されたのは「海物語」からです。サム系リーチは、特定の演出が発生した時点で大当たりが確定するという特徴があります。
背景

背景は、海面が若干明るい海底のグラフィックです。海底にはサンゴやヒトデが描かれています。
演出
予告・リーチ・大当たりアクションおよび大当たりラウンド中の演出をまとめました。
予告アクション
リーチアクション
大当たりアクション
大当たり演出
図柄が3つ揃って大当たりした後に遷移する出玉獲得イベントが大当たりラウンドです。複数のラウンドによって構成されています。大当たり中は、アタッカーが開放状態になり、一定数の玉が入賞すると閉じて、再度、開放するという動作をラウンドの数だけ繰り返します。最終ラウンドを消化すると、確変または時短に突入します。
当たった図柄によってテロップが変わる

大当たりすると、画面には「lucky(ラッキー)」の文字が表示。海物語シリーズでは大当たりした図柄によって表示が異なり、主に、確変図柄では「super lucky(スーパーラッキー)」、通常図柄では「lucky(ラッキー)」となります。
大当たりラウンド

テロップ表示が消えるといよいよ大当たりラウンドがスタート。BGMは、海物語ファンであればお馴染みの『大当たりラウンド曲』です。海物語の図柄たちのムービーを背景に出玉を稼ぎます。ラウンド画面で、右上のカウント数の左にある「あみだくじ」のようなアイコンは、大当たりした時のリーチラインです。海物語のルーツである「ギンギラパラダイス」は複数のリーチラインで大当たりが狙えることが特徴のひとつで、それを強調するための演出として継承されています。
エンディング
全てのラウンドを消化すると、エンディング画面になり、ここでもマリンちゃんが登場します。新海物語以降、演出のボリュームが増えていくことになります。
評価
『CR海物語』は1999年に「CR海物語S5」として登場し、当時の5回リミッターの規制がある中でも大ヒットを記録しました。この規制が撤廃された後には、「CR海物語3」や「CR海物語3R」が登場し、特に後者は50万台を超えるメガヒットとなりました。現在、多くのホールに「海物語シリーズ」が設置されており、その人気とブランド力は圧倒的です。このシリーズの成功は、ギンパラのヒットが大きな要因となっており、一部のプレーヤーからは「海物語シリーズの元祖はギンパラ」とも評されています。ゲーム性としては、リミッターを搭載しつつも、変動の早さやギンパラの演出を継承しており、予告アクションからリーチアクションへの発展がシンプルでわかりやすいのが特徴です。特に、魚群の出現は非常にアツく、大当たりの期待度が高まる一方、魚群を外した際のショックも大きいという評価があります。総合的な評価として、『CR海物語』はその歴史と高い人気、そして独特のゲーム性により、多くのパチンコファンから愛されています。特に、シンプルでわかりやすいゲーム性や、魚群の出現による高揚感を求めるプレーヤーにおすすめです。しかし、魚群を外した際のショックを乗り越えるメンタルも必要とされるため、その点を考慮した上で挑戦することをおすすめします。
分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。