2020年12月7日、海物語シリーズの最新作「大海物語4スペシャル」が導入となりました。当日、午前中からパチンコホールに足を運び初打ち。結果はトータル22回の大当たりで大勝です。今回はこの大海4スペシャルのレビューを書きます。
古き良き時代の新海を想い出す
導入初日につき、これから1週間後は状況が変わっているかもしれませんが、大当たりの間隔として2002年の新海物語のようなテンポの良さを感じます。昨今のパチンコ台は大当たり終了後になかなか次の大当たりが読みにくく、あまりボーダーというのは関係がないように思います。一方、一昔前のパチンコ台は「絶好調台」という言葉があるくらい連荘や単発を短い間隔で繰り返しドル箱を積み上げることができました。1,000回転を超えるハマリ台はありましたが、そのような台は同日のホールのネタになるくらいでそれほど多くありませんでした。今回の大海4スペシャルについては5連チャン以上しても時短終了後にすぐに次の大当たりを引くことができます。それも200回転に到達する前に単発と連荘が頻発します。こういう当たり方は新海物語に似ています。出玉力は1回の大当たりでおおよそ1,200から1,300個位が手元に残るので、単発・連荘を少ない回転数で引くことができれば3時間から4時間程度で15,000から20,000個を残すことも可能です。このようにとても勝てそうな気配がする台ですが、冒頭の通り、導入早々でのレビューなので1週間後、1ヶ月後には厳しい見方をするかもしれませんが、まずはファーストインプレッションとしては優秀台です。
大海4からの変更点
打ち始めてすぐにわかる大海4からの変更点をまとめました。
ぶるぶるチェンジが長い
大海4と言えばビッグバイブデバイスによる「ぶるぶるチェンジ」が目玉ですが、マイナーチェンジが施されました。ぶるぶるチェンジもいくつか種類がありますか、どの演出でもバイブの鼓動時間が飛躍的に長くなっています。
背景が美しく
前作から背景が一新されました。具体的には明るくなり背景の書き込みが細くなりました。クリスタルステージのクリスタルは海物語シリーズの「海」マークを映し出しています。
遊タイム搭載
大海物語シリーズ初の遊タイムを搭載しています。低確率変動で一定回数以上を超えても大当たりがないときに遊タイムに突入します。時短扱いで、背景が黄緑色になります。おおよそ350回程度の時短が付与されますが、筆者が1回だけ遊タイムを体験した際には、スーパーリーチがかかることもなく終了しました。運が良ければ遊タイム中に大当たりを引いてハマリから脱出できる可能性がありますが、過度な期待は禁物です。パチンコホールで600回程度のハマリ台があれば遊タイム狙いで打ち始めるのも選択肢としてはあるかもしれません。
サムの出現率UP!?
筆者は初打ちでダイビングリーチを引きました。大海4ではサム系リーチを引くは至難の技ですが、もしかしたら大海4スペシャルではサムの出現率がチューニングされているかもしれません。
大海4の最高出玉1,890個がなくなったことは残念ですが、その分、新海物語のような大当たりの継続性を体感できるようになったことは評価すべきです。